効率的に仕事を進めるコツは、あらかじめ作業の流れを予測すること。

フォークリフト作業員として、トラックで配達された製品の入荷作業を担当しています。具体的には、パレットという板状の土台に積まれた製品をフォークリフトでトラックの荷台から下ろし、ハンディスキャナで入荷数を登録して、再度フォークリフトで製品をパレットのまま専用棚に格納していく作業を中心に行っています。仕事をしていてやりがいを感じるのは、作業を素早く効率的に進められたときです。そのために、毎日退勤前に翌日の入荷量を確認して、おおよその作業時間や優先順位をもとに段取りを組むことを習慣づけています。もともと乗り物の操作やあれこれ計画を立てることが好きなので、自分の興味関心を生かせるピッタリな仕事に出会えたと思っています。

周囲のスタッフと製品を守るため、安全を第一に作業に取り組んでいます。

前職からフォークリフトで飲料製品を扱う経験はあったものの、入社当時は倉庫内の広さやフォークリフトの車幅といった現場環境に慣れるまでは少し大変で、とにかく慎重な作業を心がけていました。中でも特に意識していたのは、フォークリフトの安全運転です。入社してから現在まで、どんなに忙しくても倉庫内では過剰に速度を上げて走行しないように徹底しています。倉庫内には、私たちフォークリフト作業員以外にも入出荷に関わるスタッフが作業していて、いつ・どこから人が飛び出してくる危険があるかわかりません。人身事故や、製品の品質に関わる事故を未然に防ぐために、常にフォークリフトを運転する緊張感と責任感をもって作業にあたっています。

いざというときの先を読むスキルを、しっかりと丁寧にお伝えします。

雨の日はなるべく荷物を濡らさないように作業を進める必要があり、屋根のある場所にパレットを下ろさなければなりません。屋根のあるスペースは限られているため、タイミングを見計らって入荷から格納までテンポよく進めないと、次々と搬入してくるトラックの対応が追いつかなくなる恐れがあります。天候やトラックの混み具合など、様々な状況に応じた判断が求められる私たちの業務では、一手先、二手先を読んで行動する心がけが大切です。新人さんにこのような場面での対応について指導するときも、作業の一つひとつが持つ背景や理由を、私の経験を踏まえて具体的にお伝えしていきたいと思っています。